馳走 啐啄

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啐啄の「啐」は、鶏の卵がかえる時、殻の中で雛がつつく合図。

そして「啄」は、その音に応えて、親鶏が殻を破ること。

茶人でもあるご亭主ならではの命名。

約一年の間、お昼間の定食の盛り付けの美しさに惹かれ、この店に通った。

移ろう季節を、見事に料理に表すことに感服した。

そして忘年会で、満を持して、夜のコース料理を頂く。

カメラも、何か申し訳なくて、ずっとバッグから出せなかったが

思い切って、八寸だけでも撮らせて頂けないかと頼んだら、二つ返事で承諾して下さった。

このブログを書くにあたって

他の方々の記事を読ませてもらったが、酷評が多いのには驚いた。

がっつり鮑の塊や、最上級の御造りを食べたければ、他の店へ行けば良い。

日本料理人が皆、同じ頂を目指しているわけではない。

それぞれの良さである。

この日、心に残ったのは

蒸すか茹でたかした、温かな野菜に、三杯酢をはり

へしこをむしって(かなり塩辛い、魚の糠漬け)塩を振るように点々と置いたもの。

身体をいたわり、語弊があるかもしれないが、始末の料理の数々と思う。

そして、その手間を想う時、気が遠くなる。

 馳走 啐啄


銀座は暮れの賑わいだった。

もう幾つ寝ると、お正月♪・・・ですね。

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by f_line21 | 2009-12-22 15:31 | 都内または近郊の店


調理師  フードコーディネーター


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