よっちゃんなんばんの辛い夏
炭でじっくり焙った数種の唐辛子と米麹、醤油を寝かせて作られた、とろりとした万能調味料の辛い辛い「よっちゃんなんばん」
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それでも、懐かしい米麹の香りが魅力的でひーひー言いながら止まらない。
ダイエット強化中の私のおやつは、四葉きゅうりにこれをつけて丸かじりするというのが断トツ一位。
今日は、油をケチった茄子とツナのパスタに使った。
「よっちゃんなんばん」は、偶然、宮城県岩出山で作られていた。
母親の実家は、昔この地で映画館を営んでいて、子供の頃の長い休みをたいていそこで過ごした私には思い出の場所。
昼近くなると、上映開始を知らせる音楽がスピーカーから町中に鳴り響いた。
叔母の話によれば、戦後すぐの頃は、仕事のない東京の音大出の楽師達がベランダで生演奏をして告知したらしい。
テレビの台頭で田舎の映画館の存続は困窮を極め、そんな栄華も今は昔。
もう建物が壊されて久しいが、従兄弟が記憶を辿って広告の裏か何かに絵を描いてくれた。
表だけ、頑丈な石で造られていた。
去年の私は、写真を撮るために、よもやアウトドア派に転身か!?と思ったが結局もとの暮らしに戻ったようで
夏の休みを本を読んだり、DVDを観たりして過ごしている。
最近観た3本。
「靴に恋して」は、いかにもミニシアター系で
こんな映画を観たい人は、このタイトルに食いつかないだろうし(原題は「石」)
タイトルに惹かれて観た人はがっかりするに違いないけど、私は好きな作品。音楽も良かった。
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by f_line21
| 2011-08-11 17:31
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