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月あかり

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和久傳のショーケースをのぞくのは、デパ地下の楽しみのひとつ。

けれどもたいていは、後ろ髪をひかれる想いで、手ぶらで売り場を後にする。

そして、もう少し現実的なお菜など買って帰る。

昨日はそれが出来なかった。

「月あかり」というネーミングとこの切り口の写真に心を奪われてしまったから。

そして、身をよじるほど美味しかった。

水羊羹と、くちなしなどで色づけない、香りを生かした栗のペーストが

同時に口の中で溶ける。

月は、切る場所によって

ひとつ出ていたり、ふたつだったり。

まるで、1Q84(笑)

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もう月の満ち欠けとススキをモチーフにした箸置きはめずらしくないが

初めて見つけた時、とても嬉しかったことを思い出しながら

久しぶりに箱から出してみた。
by f_line21 | 2009-09-22 15:21 | お土産・お取り寄せ

蓮容餡のロールケーキ

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9月のクラスリポートも最終回。

今月は、テーブルもMarisa Monteの歌も、「往く夏を惜しむ」がテーマだったのだけど

この辺りは、とうに秋の陽気だった。

あ・・ちなみに歌については、歌詞の意味はわかっていない(笑)

それにしても、この頃に吹く夜風は、私を本当に幸せな気持ちにしてくれる。

・・・たとえそこに食べ物がなかったとしても。

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先日行った、コンラッド東京のプレートアフタヌーンティーに習って

10年ほど前に購入した、このトレイを使おうと思っていた。

けれど、結局は一品一品を良い状態で召し上がって頂きたくて

全部を並べることはしなかった。

これは取り外して、お皿としても使えるので便利。

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肝心のロールケーキ。

蓮容餡というのは、月餅などに入っている蓮の実の餡のこと。

最初に思いついたのが、このロールケーキだったので

意気揚々と餡を取り寄せ味見したら、洋菓子に使うには油臭いのでへこんだ。

それで、黒砂糖をあわせ、カステラ風の生地を作ることを思いつき、試作。

何とか思うような味に仕上がる。

不思議だけれど、お隣の国、韓国のコーン茶が良く合う。

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トッピングに使ったのは、夏休みに姪が持たされた「ショコラのキャビア」

一緒にアイスクリームを作って、飾りに使ったが、沢山残っていた。

あまりかわいいので、子供相手に「頂戴、頂戴」とせがんだ、欲深い叔母である。

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最後は、どうしても甘いものの多いアフタヌーンティーの

口中をリセットするために用意した大根のピクルス。

ピンクペッパー(仏名 ポワブルローゼ)、日本に入って来るものは

ウルシ科のコショウボクの果実を乾燥させたものがほとんどらしいので

辛味を心配することはないそう。(100%ではない。)
by f_line21 | 2009-09-17 13:39 | キッチンから 

スコーン

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塩味のサンドイッチの後はスコーン。

熱々をサーブします。

スコーンの試作は、それらしい風合いを残しながら

どこまでB.Pを(ベーキングパウダー)減らすことができるか?がテーマでした。

もちろんアルミフリーのB.Pを使用していますけれども、添加物は添加物なので。

クロテッドクリームを塗ることを考えると、少しばかり抵抗がありましたが

フレッシュクリームも加えて、しっとりサクサクの良いスコーンが出来ました。

杏の頃に煮て置いたコンフィチュールを添えて。

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左は、レッスン後に作ってみたもので、ドライストロベリーとバナナのスコーン。

子供の頃、母がいちごとバナナを切って器に盛り

コンデンスミルクをたっぷりかけて食べさせてくれたことを思い出して。

実は春先に買い込んだドライストロベリーが、

そろそろ賞味期限切れなので、慌てて使っているところです。

天然の色は、熱で退色してしまいますが

スコーンは高温で短時間焼くためか、中はかなり綺麗に色が残っていました。

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by f_line21 | 2009-09-16 12:58 | キッチンから 

ささみのグリルとフムス風豆のペーストのフォカッチャサンド

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フルーツサンドの後は、塩味のサンドイッチ。

豆のペーストに、ニョクマムでマリネしたささみのグリルをのせ

水菜、赤玉葱と共にフォカッチャにサンドしています。

「チャイニーズテイストのアフタヌーンティー」と予告したので始めは焼き豚で試作。

塊で焼いた肉のスライスをはさむと、時間を置いたとき、獣臭さを感じるのでこれはNG。

表面に焦げ味がのっているものが良いと思いました。

上州鶏のささみをグリラーで蒸し焼きにしたものは、意外なほどジューシー。しっかり黒胡椒をきかせます。

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フムスにはクミンを使いますが、この豆のペーストには入れていません。

代わりにクミンをきかせた人参とトマトのスープを添えました。

一緒に頂くと、とてもおいしい。今回はミルクを入れずに仕上げています。

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パンの選択にも迷いました。

始めはバゲットを考えましたがお嫁入り前のお嬢さんから、お孫さんのいらっしゃる方まで生徒さんのご年齢は様々。

あまり食べにくくないものにしたい。次の候補、トーストした食パンも冷めることを考えて却下。

結局は柔らかめのフォカッチャにして大正解。食べやすいし、存在感もあります。

これはペリカンコーヒーで使われていたものを教えて頂き、取り寄せました。

カルフールでも販売しているそうです。(少しの添加物には目をつぶることにしました。すみません。)

冷凍品なのでストックできて便利ですが、丁寧に焼いて下さい。

室温に戻し、スライスしてから濡れ布巾で包み(または満遍なく霧を吹き)必ず余熱したトースターで温めます。



そのペリカンコーヒーですが、12日で閉店しました。

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私もクラスを終えてから駆けつけましたが、お別れを言いたい常連さんがひっきりなしに訪れていました。

皆に愛されたペリカンコーヒーとオーナーのお二人。

輝くような笑顔をカメラに納めながら必死に涙をこらえる私なのでした。

この経験を糧に、また別の形でのご活躍を期待しています。

そして、ずっとずっとお幸せにね。

(右側がF.lineでベーキングクラスのラッピングを担当しているManamiちゃんです。

今、お別れのご挨拶を考え中とか・・・^^もう少ししてから、ホームページをお尋ね下さい。)

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長くなりました。また、日を改めて、スコーン、お菓子とクラスリポートは続きます。
by f_line21 | 2009-09-14 15:18 | キッチンから 

フルーツサンド

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9月の料理クラスが終りました。

テーマが「アフタヌーンティー」だったので

試作するものが沢山あり、余裕のない日々を送りましたが

皆さんがやる気満々で帰って下さったので、良かった。

何名か、急なご都合でいらして頂けなかった生徒さんのために

今日から数回に分けて、ひとつひとつご紹介して行こうと思っています。

お渡しするレシピと、ブログの写真をご覧になりながら、是非お試し下さい。


最初に召し上がって頂いたのが、フルーツサンド。

甘いものが続くとつらいので

辛いものと交互に召し上がれるように順番を決めています。

これは、一日に沢山の店を回る時に授かった知恵です(笑)

千疋屋の味を思い出しつつ、

それに酸味を加え、ドライストロベリーで色をつけました。

パンは是非、その日の朝の焼きたてのもので。

切りにくいですが、頑張って下さい。

具は、りんご、バナナ、黄桃です。

極力乾かないように、濡れ布巾で包みながら作業します。

・・・・・明日に続きます。
by f_line21 | 2009-09-13 16:11 | キッチンから 


調理師  フードコーディネーター


by f_line21

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