1988 CAFE SHOZO & NASU SHOZO CAFE
私がこの店を知ってから、もう10年が経つ。
その間に、SHOZOはカフェ好きなら知らぬもののない存在となり,店舗を増やした。
先日、知人のカフェオーナーに「好きなカフェはどこ?」と聞くと
「ベタだけどSHOZO」という答えが返ってきて、ベタだけど・・・なんだなぁとしみじみした。
店へ入ると、誰にも平等な笑顔が待っている。
「お好きな席へどうぞ。」そう言われて悩んでしまう。
出来ることなら、全ての椅子に座ってみたいから。
カフェを持つ夢は、諦めたことだが
この店の必ずしもベストマッチとは言えないものが調和するからくり、
家具・調度品の配置の妙に、その頃の熱い想いで目を凝らしてしまう。
NASU SHOZOの魅力は、テラス席も含めて
いくつかのブースに分かれたその広さと、森の中というロケーション。
黒磯店の方は(1988 CAFE SHOZO)空間遣いのマジック。
二店に共通するのはメニューが豊富なこと、
家具・調度品一切がアンティークだが、極めて清潔だということ。
そしておそらく、老若男女の口にあう食べ物を提供しようとしているのだと思う。
ミシュランではないがひとつの店を訪ねるためだけに旅をしようとは、
なかなか思えるものではないし、それがカフェなら尚更だが、
SHOZOは私にとって、そんな店だ。
写真で切り取って、はからずもより魅力的に見えるカフェは多いが
この店の場合、私の写真が下手くそなこともあり、
三割もその魅力を伝えることが出来なかった。
ホームページも、行ったことのある私には楽しいが、同様。
好きな感じだと思ったら、ぜひ実際にカフェの椅子に座って、風や光を感じて欲しい。
東京からだと、丸一日かかるが
車ならもちろん、電車とバスを乗り継いでのSHOZO日帰りツアーも可能です。
(MDは閉鎖。上、2枚が黒磯店。)
☆おまけ☆ もう一店だけ、そのためだけに旅をしたいと思うカフェがある。
なかなか行けそうにないので、リンクだけ・・・
そこは湯布院の無量塔の中にある「Tan's Bar」
私が行ったのは2月で、冬枯れの庭に粉雪が舞っていた。
暖炉に火が入り、劇場用スピーカーからは昼はバッハ、夜はジャズ。
ケルンコンサートなんてはまりすぎだった!
そういえば、SHOZOでもバッハがよく流れている。
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by f_line21
| 2009-06-01 14:12
| 旅先から 那須