蓮容餡のロールケーキ
9月のクラスリポートも最終回。
今月は、テーブルもMarisa Monteの歌も、「往く夏を惜しむ」がテーマだったのだけど
この辺りは、とうに秋の陽気だった。
あ・・ちなみに歌については、歌詞の意味はわかっていない(笑)
それにしても、この頃に吹く夜風は、私を本当に幸せな気持ちにしてくれる。
・・・たとえそこに食べ物がなかったとしても。
先日行った、コンラッド東京のプレートアフタヌーンティーに習って
10年ほど前に購入した、このトレイを使おうと思っていた。
けれど、結局は一品一品を良い状態で召し上がって頂きたくて
全部を並べることはしなかった。
これは取り外して、お皿としても使えるので便利。
肝心のロールケーキ。
蓮容餡というのは、月餅などに入っている蓮の実の餡のこと。
最初に思いついたのが、このロールケーキだったので
意気揚々と餡を取り寄せ味見したら、洋菓子に使うには油臭いのでへこんだ。
それで、黒砂糖をあわせ、カステラ風の生地を作ることを思いつき、試作。
何とか思うような味に仕上がる。
不思議だけれど、お隣の国、韓国のコーン茶が良く合う。
トッピングに使ったのは、夏休みに姪が持たされた「ショコラのキャビア」
一緒にアイスクリームを作って、飾りに使ったが、沢山残っていた。
あまりかわいいので、子供相手に「頂戴、頂戴」とせがんだ、欲深い叔母である。
最後は、どうしても甘いものの多いアフタヌーンティーの
口中をリセットするために用意した大根のピクルス。
ピンクペッパー(仏名 ポワブルローゼ)、日本に入って来るものは
ウルシ科のコショウボクの果実を乾燥させたものがほとんどらしいので
辛味を心配することはないそう。(100%ではない。)
by f_line21
| 2009-09-17 13:39
| キッチンから