鏡開きの百合根汁粉
鏡開きの今日
固くなった餅を力を込めて切り(本来は包丁を用いてはいけないそうだが、とても無理)
雑煮や納豆で頂いた後の、汁粉は百合根でと決めている。
百合根は毎年、北海道の叔父が箱で送ってくれる、お正月の贅沢。
恩師のお一人、辰巳芳子さんのご著書に習って
塩水につけたあと、蒸かしてから、さまざまな料理に用いる。
片鱗を一枚一枚はがした時の、
可憐な姿からは想像できないアクがあるから
塩水でそれを抜き、また同時に下味をつける方法。
こうすると、優しい甘味が生かされて、そのままでも次から次と手がのびる。
汁粉にする案は、
百合根に同封されていたパンフレットにあった。
生産者に商品への愛があれば
おそらくは一番良い食べ方を紹介して下さるだろうと
出来るだけ目を通すようにしている。
そうしていて本当に良かった!
こんなにおしゃれなお汁粉、なかなかないよね~と、作る度感謝しつつ、悦に入る私。
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by f_line21
| 2010-01-11 17:43
| キッチンから