nanaeの夏休み、料理合宿 そのⅡ
前回に引き続き、夏休みの自由研究に「身体に良い料理と菓子」を選んだ、姪のnanaeとのキッチンダイアリー。
アレルギー体質のnanaeが、なるべく食べない方が良いものに、白砂糖・小麦粉・乳製品がある。
いずれも洋菓子の主要材料だ。
そこで、白砂糖の代わりに黒砂糖やメープルシュガー、はちみつを
小麦粉の代わりはブームの米粉に、バターの代わりは、唯一過熱して食べて害のない油、という説もあるオリーブオイル
そして牛乳の代わりには豆乳を使う事にした。
どこまで、違和感のないおいしさを追求できるだろう?作ったものは、クレープ、シフォンケーキ、クッキー。
結論を言えば、どれも無理なく美味しかった。参考になる、本やサイトも沢山あった。除去食も、随分進歩したのだ。
自分に、「なじみはないけど、これもひとつのおいしさ!」と言い聞かせなければ食べられないような、悲壮感漂うものではなかった。
ただひとつ、BIOなのに添加物にまみれた、豆乳ホイップ以外は!
子供と過ごすと、朝・昼・晩の食事を規則正しく摂ろうと思う。
nanaeは梨がりに出かけていた。
私は昼食の支度にかかろうとして、さっき朝食の片付けをしたばかりだと思う。普段、朝はもっと簡単に済ますので、何だか空腹感もない。
帰ったnanaeにそう言うと、
「私はとても充実していたので、朝ごはんを食べたのは、もう昨日の事のよう。お腹空た!」・・・そうである。
私とは、流れる時の速さが違うのだ。
そういえば、年齢を時速に置き換えてみると分かりやすいと友人に聞いた事を思い出した。
賢者の言葉を、舌を噛みそうな料理用語を、時に甘く、時に苦い水を
nanaeは小さな身体と頭を使い、驚異的なスピードで消化しながら、人生のハイウェイを時速11キロで走行中だ。
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by f_line21
| 2010-08-26 20:07
| キッチンから