辰巳芳子さんスープの会 同窓会
1月10日、ホテルメトロポリタンエドモンドにて。
「スープの会」は鎌倉のタケダ訪問介護クリニックへの
スープ提供がきっかけだったそうだ。
「いのちのスープ」の呼び名にふさわしい清らかな味に出会えたことを幸せに思っている。
同窓会には医療従事者も多く参加していらして、体験談を伺いながら
習いたての玄米のスープを母の病室に毎日運んだ日のことを思い出したりした。
嚥下が困難な人には、とろみのあるスープの方が良いことは後で知ったのだが
幸い母はむせることもなく、最後に口にしたのもこのスープだったのが
唯一の親孝行のような気がしている。
そうでなかった業種の多くがサービス業化していく今も
辰巳先生は毅然と教育者でいらっしゃるなぁ。
写真はまだまだつたない私のスープ。
キャロットスープにクミンの香りをつけている。(クミンが沢山残っているので)
これは先日映画「PARIS」を観た帰りに立ち寄ったVIRONの
ブラッスリーのランチメニューにあったので真似をしてみた。
レセピは違うが、先生に教えて頂いたことを思い出しつつ丁寧に作った。
いつもこんなスープと美味しいバゲットがあれば
厳しい冬もどんなにか凌ぎやすいだろう。
丁寧に作られたものには豪華でなくても人を満足させる力が備わっている。
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by f_line21
| 2009-01-13 12:49
| キッチンから